POTTプログラムとは?
POTTプログラムとは、
ポジショニング(PO)で、食べるよろこび(T)を、伝える(T)プログラムの略称です。
POTTプログラムのホームページは
http://pott-program.jp/message.html
研精会の稲城台病院と老健デンマークイン若葉台には、食べるよろこびを伝える
「誤嚥予防のポジショニング」を実践・伝承するPOTTファシリテーターがいます。
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作業療法士
吉田
看護師
三角あゆみ
看護師
芳村直美
理学療法士
田中竜太郎
作業療法士
三沢理恵
理学療法士
菱沼真弓
嚥下(飲み込み)と姿勢は密接な関係があります
嚥下にはのどの筋肉が関係しているということは、世間一般でも取り上げられるようになりました。歳をとると、足腰の筋肉が低下するのと同じように、のどの筋肉も年齢と共に低下していきます。
のどの老化現象は、50代から始まっているとも言われています。
のどの筋肉を衰えさせないためには、のどトレ(のどの運動)が有効ですが、誤嚥予防には、食べるときの姿勢がとても重要です。
食支援入院される患者様は、自身で姿勢を変えることが困難だったり、覚醒が不良だったり、体力がないためすぐに疲れてしまったり、栄養不足で痩せている、といった食べること以外の問題を抱えている人がほとんどです。
私たちは、誤嚥性肺炎になった方や脳卒中で嚥下障害がある方に、再び口から食べて回復してもらいたいと考えています。
口から食べることを再獲得するためには、まず、安全な(誤嚥しない・させない)姿勢が重要です。さらに、安楽だと感じられる姿勢であることです。
POTTトレーニング
「放課後、POTTに来ませんか?」
- POTT練習会では、単なる手順の習得ではなく、必ず患者体験を行います。
ふだん無意識のうちに行っているポジショニング調整が、実は安楽ではないこと、食事の妨げになっているなどを感じて学んでいきます。 - 私たちは、患者体験から気付いたことを大切にしながら、何度も何度も練習を行っています。
そして、最良のPOTTを実際の食事ケアに応用していきます。 - POTT練習会は、毎月第4週木曜日17時~18時半(19時には片付け終了)
- ※新型コロナウィルス感染防止のため、現在のところ当法人以外からの参加は見合わせています。
POTTプログラム研修会
令和元年6月22日に開催した「POTT研修会in東京(稲城台)」には、60名を超える専門職の人たちが集合してくださいました。
研修会前日には、迫田綾子先生とPOTTファシリテーター11名が集合し、指導ポイントの確認とお互いのスキルチェックを夜遅くまで、念入りに行いました。
迫田先生の講義のあと、ファシリテーターのデモンストレーションを見学しました。その後、各グループでPOTT体験を行いました。参加者全員で充実した研修会が開催できました
令和元年6月22日開催の「POTT研修会in東京(稲城台)」参加者アンケート結果 n=53
1.ポジショニング研修会への参加経験 | 2.日頃のポジショニングで困難を感じているか
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2.の自由意見
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3.研修終了後POTTの参考度合い |
3.の自由意見
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POTT臨床応用
急性期病院で経口摂取は難しいと判断されていた患者様であっても、食支援入院の翌日からPOTTにて姿勢調整し、経口摂取開始を検討します。
POTTにて安定した姿勢で誤嚥リスクを減らし、最初は少量のゼリーから開始して段階的に経口摂取を拡大しつつ、攻めの栄養管理と身体リハビリを同時に進めていきます。
POTTは嚥下内視鏡検査にも効果を発揮します。頭頚部角度と足底接地を正確に行い、嚥下内視鏡を行います。
経口摂取の拡大に合わせて、ベッド角度を挙げていくときもPOTTにてポジショニングを行います。
経口摂取が拡大し、十分なエネルギーを口から摂取できるようになると、身体リハビリも進み、筋力もついてきます。
POTTスキルチェック
- 精神科外来、うつ外来
- 午前9:00~11:30
- 午後13:00~17:00
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月 火 水 木 金 土 日 午前 〇 〇 〇 〇 〇 〇 - 午後 〇 〇 〇 〇 〇 - -
- もの忘れ外来
- 午前9:00~11:30
- 午後13:00~17:00
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月 火 水 木 金 土 日 午前 〇 〇 〇 〇 〇 〇 - 午後 〇 〇 〇 〇 〇 - -
- 休診日
- 土曜日午後・日曜日・祝日
年末年始(12/30~1/3)
- 時間外診療
- 時間外での診療につきましてはお電話にてご相談ください。
- 042-331-5531